ロゴマークを作るだけで、意識が変わる。

●できあがった、「MARUMO」のマークをみて、どう思いましたか？

インパクトがすごかったです。色はシンプルに白地に黒、でも記憶にしっかり残る力強いデザインですね。もうこれしかない、と。他人から何かを提案されてあそこまで納得させられたのは後にも先にもこのMARUMO印しかない。もうなんの迷いもなく、「これでホームページもダンボールもデザインしてください」と頼みました。

●どんな効果がありましたか？

たとえばスーパーなどから農産物の直接取引の話が来るようになってきて、それが確実に売上と利益の向上につながりますし、従業員へ還元することもできます。従業員のモチベーションがあがると、農業そのもののレベルが上がるという実感もあります。

●迷っている生産者へのメッセージは。

ロゴマークを作るだけで、意識が変わる。そこから直接販売に少しずつ取り組み、ホームページを作る、ダンボールを作る、看板を作ると段階を踏んでいけばいいと思いますよ。

（「農と食と地域をデザインする〜旗を立てる生産者たち」本文より）

生産者の方々に、ブランド化（デザインブランディング）を考えているのであれば、どうしようかなと迷っているのであればやっちゃったほうがいいというのが僕の率直な意見です。やってみたらそこからいろいろ見えてくるものがあって、それは若いうちじゃないとチャレンジできないと思うので。
ぜひとも興味のある若い生産者の方はどんどんウチのまねをして農業界を盛り上げていってほしいですね。

（ファームステッドオンライントークライブより）

本山農場さま プロジェクト事例