2/5(水)〜2/7(金)東京ビッグサイト西ホールにて「FARMSTEAD EXPO 2020春」を開催いたしました

2月5日から7日の3日間にわたって開催された、農業・食・地域の新たなイメージを五感で感じるイベント「FARMSTEAD EXPO 2020春」。
今回より会期が3日間となりましたが、初出展の方を含め、北海道から九州まで全国各地の生産者さんが会場に集結。新型感染症による影響が心配される中での開催となりましたが、会期中は多くの方々に会場ブースまで足をお運びいただきました。
 

会場となった東京ビッグサイト「グルメ&ダイニングスタイルショー」には、3日間で延べ27,000名が来場。
 

弊社代表取締役/クリエイティブディレクターの長岡が、今回も開会式にてご挨拶をさせていただきました。
 

西2ホールでの開催は、今回が2回目。会場に足を踏み入れると、まず弊社「FARMSTEAD EXPO」のエリアが目に入るしつらえです。
黒で統一された展示エリアに、ひときわ大きく目立つ日本地図。地図中には今回集合した全国各地の生産者さんの旗印が掲げられ、グルメ&ダイニングスタイルショーに訪れた多くの来場者が足を止めてご覧になっていました。
 


会期初日には会場内テレビカメラの取材も入り、今回からの新企画「ファームステッドショーケース」についてもご紹介させていただきました。
 
生産者ブース展示
フルーツのいとう園(福島県・福島市)

福島県福島市でりんごやもも、ぶどうなどの果樹を栽培する「フルーツのいとう園」さん。ファームステッドの講演会ではおなじみの方です。今回も看板商品の枝付き干しぶどうを携えて出展。多くのバイヤーさんが足を止めてご覧になっていました。



加工品は干しぶどうのほか、ジュース類も。贈答品にぴったりな、シックでおしゃれなラベルです。
 
福島県広野町(福島県・広野町)

東日本大震災で被害を受けた生産者に対する復興事業として立ち上がったプロジェクトから、福島県広野町の2生産者さんが商品を出展。東に太平洋を臨み、西に阿武隈山系の豊かな自然を擁するまちから、太陽の光を燦々と浴びて育った米と日本酒をご紹介しました。
 


今回会場では特別栽培米の試食を提供。プロの和食料理人をはじめ、多くのバイヤーさんに好評をいただいていたようです。
 
 
小髙ファーム(千葉県・大多喜町)

前回に引き続きの出展となる、千葉県・大多喜町の「小髙ファーム」さん。自然豊かな大多喜町の地域に根ざし、甘みと酸味のバランスがすぐれた様々な品種のトマトを栽培しています。
 


前回出展時には時期の関係で叶いませんでしたが、今回はこだわりのトマトの試食が登場。軽く加熱をすることで甘みが増す品種や、そのまま食べてもジューシーさが際立つものなど、シーンに応じてバイヤーさんに提案できる様々な品種を栽培しているのも、小髙ファームさんの特徴。ひと口食べると、フレッシュな甘さがほとばしります!
 
クロサワファーム(茨城県・ひたちなか市)

今回が初出展となる、茨城県・ひたちなか市「クロサワファーム」さん。創業来、ほしいも一筋に生産を行い、原料芋の栽培からほしいも加工までを一貫して自社で行なっています。
 


会期中、とにかく人が絶えなかったこちらのブース。ほしいも品評会でW金賞を連続受賞するほどの高い実力、品質をもつクロサワファームさんの干し芋には県内外問わずファンが多数いるのだとか。今回の展示会出展でも、新たな展開が生まれたようです。
 
ありたどり(佐賀県・有田町)

佐賀県・有田町から3度目の出展となる「ありた株式会社」さん。佐賀近郊地域の契約農家さんで愛情こめて育てられた「ありたどり」製品各種を携え、今回も参加いただきました。
 


前回の登場以来の人気商品、ありたどりの鶏ハムは今回も大人気。フレーバーも様々、あっさりとしながらも鶏ほんらいの味わいがしっかりと感じられる一品です。
 
2月5日(水)生産者トークライブ
福島県広野町 鈴木正範 氏(鈴木あけぼの農園) /田島哲也 氏(福島相双復興推進機構)



 
2月6日(木)生産者トークライブ
株式会社クロサワファーム  黒澤武史 氏




 
2月7日(金)生産者トークライブ
株式会社フルーツのいとう園  伊藤隆徳 氏




 
特別トークセミナー

弊社代表の長岡によるデザインブランディングセミナーを2月6日(木)に東京ビッグサイトにて開催いたしました。
 

一次産業に従事される方や自治体関係者、地域おこしに携わる方々など、様々な業界のみなさまに聴講いただきました。
 


講演終了後も多くの方々にご感想などをいただきました。ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。
 
書籍第2作「農と食と地域をデザインする〜旗を立てる生産者たちの声」紹介ブース

今回、昨年12月に刊行した書籍「農と食と地域をデザインする」発売にあわせた特別ショーケースブースを設置。
 

実際に書籍の中でインタビューに答えてくださった生産者の方々の商品パッケージを会場内に展示いたしました。
 



この展示を通して生産者さんの商品、パッケージに興味をもっていただき、実際にお取引をしたいというバイヤーさんからのリクエストもありました。
 

3日間の会期中、イベントを一緒に盛り上げてくださった学生スタッフのみなさん。ありがとうございました!