なぜデザインが重要なのか?」 デザイン講演会&パネルディスカッションを開催

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6月12日北海道帯広市とかちプラザにおいて、とかち食ブランド発信セミナー「なぜデザインが重要なのか?」
デザイン講演会&パネルディスカッションを開催いたしました。
会場内は110人の聴衆でほぼ満席の状態。
第一部は弊社アートディレクター阿部による講演会。企業のコーポレートアイデンティティとは、を振り出しに話は戦国時代の旗印に、ブランドをイメージとしてかたちづくる、そのヴィジュアルに込められ伝えてゆかなければならないストーリーや信頼感、そしてモチベーションやプライドといった流れでブランディングの本質を解説。
その後、ファームステッドの活動としてのデザイン事例をビフォーアフターを交えながら写真で紹介。やはり実例の紹介は説得力が違います。
 
第二部は北海道十勝において実際にデザインを活用しているパネリストに登壇いただき、ディスカッション形式で。
酪農家として25年前からジェラートを作り始めた草分け、有限会社ハッピネスデーリィ代表の嶋木正一氏、芽室町で大規模農業を展開、十勝農家のオピニオンリーダー有限会社尾藤農産代表の尾藤光一氏、広大な畑でとれる野菜をレストランで提供する観光ガーデン「十勝ヒルズ」を運営する
株式会社丸勝専務・梶原一生氏。ファシリテーターとして地元企業や動向にくわしい北海道中小企業家同友会とかち支部事務局長・岩本聖史氏にお願いし進行。
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各パネリストの実体験をまじえたデザインへの思いや期待、はたまた課題などおもわず引き込まれるお話続出、地域をデザインのちからで底上げし、商品を売るだけではなく国際的にインバウンドをふやして人的交流にもむすびつける、など未来を見据えたデザインの活用への提言などを話合って会をしめくくりました。
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また会場の後方ではパネリスト企業のブース出展もあり、講演のなかでデザインの課程をお話した商品が実際手にとって見られ購入できるという場も提供。たくさんの方に利用していただきました。
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今回の講演会&パネルディスカッション、時間は短かめだったもののとても濃い内容で、参加者の感想も、単なる講演を聴くだけではなく立体的な議論を聞くことができ、商品にも実際にふれることができるとてもわくわくする体験だったとの言葉を多くいただきました。