めむろワイナリーさま(北海道・芽室町)

北海道十勝・芽室町の生産者により立ち上げられた「めむろワイナリー」
ファームステッドでロゴマークのほか、ワイナリーの建築デザイン監修、ワイン各種ラベルなど、ブランディング全般の統一デザインを行いました。

日高山脈をのぞむ、雄大で自然あふれる豊穣の大地、芽室町。この地に根ざし、代々農作物を作り続けてきた農業人の挑戦から生まれたのが「めむろワイン」です。

寒冷地である十勝はぶどうの栽培には適さない、ヨーロッパ品種のワイン用ぶどう栽培はできないといわれていました。それを長年の畑作技術でおぎない、将来の温暖化による環境変化が訪れた時には必ずやワインの一大産地となる、そのためには今からはじめなければ。そんな情熱にかけた生産者によって生まれたのがめむろワイナリー。

日高山脈の山々をイメージし、芽室の「M」の文字をシンボルにデザインしたロゴマーク。放射状のラインは山々の背後から射す夕日と畑のラインの両方を表現しています。
イメージカラーは芽室の大地や土を表すブラウンで。

めむろワイナリー代表、小麦・じゃがいも農家でありぶどうの生産者の尾藤光一氏
ワイナリーの建設地は芽室町から借地。町と連携し町の振興をめざします。
畑作のプロたちによるぶどう栽培への挑戦
厳しい冬を越すためにさまざまな工夫を試行錯誤
生産者ごと、畑ごとのワインを作る、だから小さなタンクが必要。醸造家の広瀬氏
世界のワイナリーで最高といわれるフランス、Seguin Moreau(セガン・モロー)社の新樽(フレンチオーク)を使用している。

めむろワイナリーの最大の特徴は、ぶどうの生産者ごと、畑ごとにワインをつくり販売するというほかでは類を見ない取り組みをしていること。
ラベルにもぶどうの生産者名を入れてデザインをしています。

2020年に国際ブドウ・ワイン機構(OIV)に、日本固有品種で3例目に品種登録された「山幸(やまさち)」を使った赤ワイン。2020年のワインには「夢を叶える」という想いからからイタリア語でのAVVERARE〜かなえる」というワイン名がつけられた。
「清舞(きよまい)」品種による赤ワイン。こちらも生産者別に4種。

数量限定で作られたスパークリングワイン。
非常に少量作られたロゼワイン。

PHOTO:大泉省吾

2021年5月26日開催の ファームステッドオンライントークライブvol.19
テーマ は「北海道十勝芽室町で初挑戦!農業人の夢が詰まったワインが誕生!」
めむろワイナリー生産者の尾藤光一さん(尾藤農産)と菊地英樹さん(ファームミリオン )に出演していただきました。

ファームステッド公式YouTubeチャンネルをアーカイブでご覧ください。

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