尾藤農産(北海道・芽室町)

北海道十勝・芽室町の尾藤農産。
「今日の食事を、土から考える」じゃがいもや小麦のほかワイン用ブドウなど様々な作物を生産し、土壌改良の研究や先進的農業技術の導入など飽くなき研究を重ねています。

ファームステッドでは、シンボルマークの制作から加工品のパッケージデザイン、ユニフォームなど農場ブランドの確立のためのデザインブランディングの取り組みを進めています。

農場の敷地面積は、なんと東京ドーム21個分。気の遠くなるほど広大な畑を縦横無尽に耕し、自慢のジャガイモをはじめ豆や長芋、小麦といった作物を生産しています。

ゲストを自慢の畑に案内する尾藤さま。
物心ついたときから将来は農家になることを心に決めていたという、生粋の農業人です。


日本ではめったに見ることのできない巨大なトラクターも、訪れたゲストを驚かせてくれます。

自分たちが造った作物を口にして「美味しい!」と喜んでくれる人を増やしたい。
その想いから、尾藤農産さまでは農場の一角に、自社作物の専用加工場=ラボラトリーを設立。
ロゴマークをデザインしたサインをとりつけました。

ラボラトリーで作られる、鮮やかな彩りが目にも楽しい、農場手づくりのピクルス。

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広大な畑の風景をあしらったパッケージデザイン。
ロゴには、尾藤さまの印象そのままに力強い筆文字の英文書体を採用しました。
加工品のギフトボックスもデザイン、地元である北海道十勝・芽室町の産直市場「愛菜屋」などで販売されています。

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自家の小麦粉、そば粉からうどん、そばもつくられています。
ラボラトリーで作られる加工品の品々。

作業着やユニフォームにもロゴマークをプリント

おそろいのユニフォームはスタッフの一体感を作り出します

ダンボール箱のデザイン

本来むつかしいとされていた北海道十勝でのワイン用ブドウ栽培にも取り組み、2020年仲間の生産者とともに「めむろワイナリー」を設立。生産者の畑ごとのワインを醸造、販売を開始しました。

めむろワイナリーではぶどうの生産者ごと、畑ごとのワインを醸造しリリースする取り組みを行っています。同じぶどう品種でも畑・生産者が違うことで味わいの違ったワインができる。尾藤さんの育てたぶどう「山幸」からできたワインにはラベルにも名前が入っています。

ファームステッドの2冊目の書籍として、日本各地の農業生産者、農産水産加工製造者、地域活性化に取り組む関係者12名との対談を収録した 「農と食と地域をデザインする旗を立てる生産者たち」(2019年12月出版)でも「尾藤農産」さまを取り上げています。
2021年9月、その出版記念としてファームステッドオンラインイベントに、代表の尾藤光一さんにご出演いただいています。
書籍を出版していただいた浅野卓夫さんも交え、本には書かれていない裏話など、イベントでしか聞けないトークセッションです。
ぜひ、ファームステッド公式YouTubeチャンネルでご覧ください。

書籍出版記念イベント VOL.9「人生は実験だ!だからラボラトリー、尾藤農産」

●尾藤農産さま ホームページ

●めむろワイナリー ホームページ