北海道音更町にある三浦農場は、99ha(東京ドーム約21個分)の広さの農場で、畑作4品目(小麦・馬鈴しょ・ビート・豆類)と長芋の栽培をしています。現在3代目である三浦尚史さんは、大学院を卒業後、大手農機具メーカーに勤務したノウハウを生かし、スマート農業を実践されています。
ファームステッドでは、三浦農場のFI(ファームアイデンティティ)プロジェクトを行い、ブランドコンセプトの設定、シンボルマーク、オリジナルユニフォーム、パッケージデザインなどを制作しました。
クリエイティブディレクション:長岡淳一(farmstead)
アートディレクション:阿部岳(farmstead)
デザイン:阿部岳・村上理沙子(farmstead)
三浦農場は、新しい創造にはまず古きを学ぶことが道理であり、歴史や伝統から学んでいくことが大切であり、過去にあったことをよく調べ、学び、 そうして得られた知見を活かして新たな知識を得るということ、という事を大切にしています。
代表の三浦尚史さんは、効率化と省力化を図り、オペレーターの負担を軽減するととに、独自のマニュアル作りによる情報の共有化、GPS・カメラシステムなどを使った農作業の簡便化を図るなど、新たな可能性に挑み続けながら、大学や企業ともに、ロボットトラクター運用システムの開発にも携わっています。
コンセプトは「温故知新」
漢字の「三」を分解した3本の線が、一つずつ階段のように、未来への一段一段を上ってゆくように家紋のような力強さを持ちながら、新たな創造のイメージを持ったシンボルマークが出来上がりました。
オリジナルユニフォームも制作しました。
パンのラベルデザイン
すべての人が農業で活躍できる未来へ。
農業で活躍できる次世代の農業をつくるため、未来に向けて一歩ずつ歩みを進めています。