北アルプスの麓、美しい自然と景観で山岳リゾート地として有名な長野県白馬村。
その豊かな自然の中で調和し、環境に配慮した農作物を生産している農場が白馬農場です。
ファームステッドでは、白馬農場の新しい農場名のご提案、シンボルマーク、オリジナル製品のパッケージデザインをはじめとした農場デザインブランディングプロジェクトを行い、ブランド展開などのCI計画を行っています。
クリエイティブディレクション:長岡淳一(farmstead)
アートディレクション:阿部岳(farmstead)
デザイン:阿部岳/村上理沙子(farmstead)
白馬農場は、お米やお野菜をメインにした農業生産、ファームレストランやジェラート店、グランピングや観光ブルーベリー園、そしてジャムやパスタソース、日本酒などの加工品販売を行うなどの多角的事業にとりくむ農業法人です。「長野県の環境にやさしい認証」「有機JAS」など各種認証を取得しています。
コーポレートメッセージは、「白馬を潤す、動かす」
シンボルマークは農場から望む白馬三山のカタチをデザイン化、下のカーブの円弧により大自然につつみ囲まれている様子を表現、白馬の真ん中に白馬農場が存在しているイメージです。
イメージカラーは、日本アルプスの山並みと美しい青空をイメージしたブルーにしました。
白馬農場の課題は、いろいろな事業を展開していたがすべてに違うロゴマークがあり、呼び名もばらばらだったということ。「ティー・エム」「農かふぇ」「ジェラテリア」「白馬そだち」などの名称が並立し、ひとつの農場が展開しているとは認識できない状態でした。農場のブランドを確立するために名称を整理し以下の作業を行いました。
●白馬農場というすべてを包括するブランド名・社名に統一する事を提案。
●すべての事業のロゴマークは農場のマークを共通して使う。
●加工品やお米のパッケージにも農場のマークを必ずメインのデザインとして使う。
これにより、すべての事業・商品がひとつのブランド「白馬農場」に認識されるようになりました。
いろいろな加工品のデザインも統一し、ブランド感を高めました
加工品のラベルもデザインを統一
野菜のラベルのイメージ
車両やウエア、農場の看板なども計画的に整えていきます。
●2023年、白馬の魅力を味わうイタリアンレストラン「LE VERDURE(レ ヴェルドゥーレ)」をオープンしました。
自社生産の野菜やお米を楽しむことができる本格イタリアンレストラン「LE VERDURE(レ ヴェルドゥーレ)」。目の前に広がる白馬連山のすばらしい風景と、白馬村で育てられた旬の食材を楽しむことができます。
2022年7月開催の ファームステッドオンライントークライブvol.31では、白馬農場会長の津滝俊幸さんと社長の津滝明子さんご夫妻にご出演していただきました。
テーマは、「白馬を潤す、動かす」白馬農場のこれからのブランディング戦略とは?
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