【書籍「農業をデザインで伝える——食と地域の課題を解決する方法」07 白馬農場(長野県白馬村)】

書籍「農業をデザインで伝える—食と地域の課題を解決する方法」の内容についてご紹介。

北海道から沖縄・石垣島まで、10名の生産者や事業者を訪ねてインタビューを実施し、現場の声を通じて農業を中心に食と地域の課題に向き合う人びとの挑戦を伝え、解決の道を探る内容です。

第7回目の今回は、長野県白馬村で、農産物および加工品の生産などを行う農業法人、白馬農場 津滝会長と津滝社長との対談。

自社農産物は米をはじめ、そば、大豆、ミニトマト・スイートコーン・タマネギ・ジャガイモなど。加工品としては、米を使った米粉パスタ・切り餅・日本酒・ジュース・ジェラート、自然栽培のブルーベリーやイチゴのジャムなどがあります。2023年には白馬村の魅力を味わうリストランテ「LE VERDURE(レ・ヴェルドゥーレ)」をオープン。

「農業を守るという理念を次の世代に渡すためのブランディング」「新しい社名によって、地域を越えて関心を惹きつけられるように」「地域産の野菜のブランディングからお客さまとの信頼関係づくりへ」。

「農業を一種の”地域公共事業”と捉えて、上の世代から代々受け継いで きた知恵や営みを次の世代に渡していくことが大きな使命だと考えています」と話してくれた津滝会長。

だからこそ、デザインやブランド名がばらばらという問題を次世代に残すことはできないと考えた、その強い想いが書かれています。

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