【書籍「農業をデザインで伝える—食と地域の課題を解決する方法」特別対談 中西元男( PAOSグループ代表 CI&ブランド戦略コンサルタント)】

書籍「農業をデザインで伝える—食と地域の課題を解決する方法」の内容についてご紹介。

北海道から沖縄・石垣島まで、10名の生産者や事業者を訪ねてインタビューを実施し、現場の声を通じて農業を中心に食と地域の課題に向き合う人びとの挑戦を伝え、解決の道を探る内容です。

最終回の今回は、1968年株式会社PAOSを創業し、経営者に理解されるデザインの理論と手法の開発をテーマに研究と実践を重ね、NTT、INAX、伊藤忠、毎日新聞、小岩井乳業など約150社のCI & ブランドおよび事業の戦略デザインなどを手掛けた、中西先生との特別対談。

「経営面で有効に機能する戦略的なデザインを」「作家作品的なデザインから”DECOMAS”(経営戦略としてのデザイン統合)」へ」「コーポレートブランドという企業の資産をつくるためには徹底的に調査する」

CIというのはその企業にしかない唯一無二の「固有名詞」で、まさに経営哲学の根幹に響くものを表現するわけで、「ストックとしてのデザイン」が企業の重要な資産になります。

何より、まず経営者とお会いして、企業のトップがデザインを通じて将来に向けた知的美的ストックに投資をする考えを持っているかどうかをしっかり確認し、その理解を得ることは非常に重要です。と話して頂いた中西先生。

農業などの分野では、先生のおっしゃるコーポレートブランドづくりを経営戦略としてとらえる考え方は、まだまだ一部の生産者や事業者にしか理解されていません。

しかしこれからの時代には、農と食と地域にこそデザインが必要だと信じて活動していく、その強い気持ちを改めて持つ事が出来ました!

書籍「農業をデザインで伝える—食と地域の課題を解決する方法」

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