【書籍「農業をデザインで伝える—食と地域の課題を解決する方法」08 船方農場(山口県山口市)】

書籍「農業をデザインで伝える——食と地域の課題を解決する方法」の内容についてご紹介。

北海道から沖縄・石垣島まで、10名の生産者や事業者を訪ねてインタビューを実施し、現場の声を通じて農業を中心に食と地域の課題に向き合う人びとの挑戦を伝え、解決の道を探る内容です。

第8回目は、酪農・農業部門の「有限会社船方総合農場」、乳製品や肉製品などの加工販売を担う「株式会社みるくたうん」、カフェ・スイーツ・観光関連事業の「株式会社グリーンヒル・アトー」を営む、船方農場坂本社長との対談。

創業から50年以上経った2018年にCI計画に取り組み、2021年にはスイーツ工房を開設して「ファームチーズケーキ」など新商品を開発。山間の牧場でカフェ&バーベキューの店舗やファーム・ショップを営業し、多くの観光客が訪れています。

「会社の方向性やのびしろを見つけることにデザインの意味がある」「農場の思いとクリエイティビティを込めた商品が評価される喜び」「ブランドを掲げることでものづくりに向き合い、世界に攻めていける」

デザインやブランディングは、ロゴマークやパッケージなどのものができて 終わりではないんですね。牛と同じようにそれをていねいに育て続け、思いを伝え続けることが重要だと思います、と話してくれた坂本社長。

デザインやブランディングの意義は想像も出来なかった事だった、と語る内容は必読です!

ファームステッドウェブショップ

Amazon

楽天ブックス