【書籍「農業をデザインで伝える—食と地域の課題を解決する方法」06 鎌倉紅谷(神奈川県鎌倉市)】

書籍「農業をデザインで伝える——食と地域の課題を解決する方法」の内容についてご紹介。

北海道から沖縄・石垣島まで、10名の生産者や事業者を訪ねてインタビューを実施し、現場の声を通じて農業を中心に食と地域の課題に向き合う人びとの挑戦を伝え、解決の道を探る内容です。

第六回目は、神奈川県鎌倉市に本店を置く鎌倉紅谷、有井社長、有井副社長との対談。

お菓子の製造・販売から飲食店の経営までを行い、自家製のキャラメルにクルミをぎっしり詰め込んでバター生地で挟みこむ手作りの人気お菓子「クルミッ子」で知られています。

商品パッケージやグッズに描かれるレトロなタッチの「リスくん」というキャラクターのファンも多く、近年は鎌倉市の本店以外にも、各地へ直営店を出店し事業を拡大。現在、従業員数は約320名。

「2回目のブランドリニューアルで一本筋の通ったデザインを」「リスに鎌倉紅谷のパーソナリティを乗せて思いを伝える」「幸せ必需品としてのお菓子の価値を世の中に届けたい。」

2018年にブランドリニューアルの依頼を頂いてからは、ブランディングはモヤモヤの解消からはじまるのではないか、更に重要なのは、ブランドリニューアルはあくまでも未来の可能性を切り開くきっかけに過ぎなくて、その後もブランディング自体はずっと継続する必要があるという事である、と話してくれた有井社長。

10年後、20年後にあの時リニューアルしていて良かったと思えるような種まきをしっかりしておく事の重要性が書かれています。

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