【動画でのブランディングの考え方】
今回出版した「農業をデザインで伝える」の中でも対談させていただいた、岩手県雫石町中屋敷ファームさんの3本目の動画がこの度完成しました。
映像を通して、自社のブランドや製品、サービスを消費者に認知してもらう目的で作られるものです。 昨今は、YouTubeなどでも、さまざまな企業のブランディング動画が見られるようになり、動画を制作して自社のブランディング向上を図る企業が増えてきています。
ブランディングは商品価値を上げること、という認識を持たれる方もいらっしゃるかと思います。
もちろん商品価値を高めることも必要ですが、これからのブランドづくりの中心は、消費者が農業生産者などの企業の商品やサービスを愛することができるかという以上に、その商品やサービスを提供する企業のビジョンに共感することが出来るか、という点に重きが置かれるようになるでしょう。
動画制作もその考えのもとに、単発で制作されるのではなく、その企業のビジョンに対して、デザインをベースとした統一感と一貫性をしっかり持って制作されることで、よりブランドづくりの効果が発揮されます。
今回の岩手県雫石町中屋敷ファームさんは、3本目ということもあり、過去2本の流れをしっかり踏襲しながら、「飼料の自社生産化へ」というテーマを設定して、細かく伝えていくために、少し長編としました。
完成まで約1年半の月日を費やしてようやく完成です!ご協力いただいた、TAKUBO 田窪シェフ、樋渡 原シェフ、ありがとうございました!