【とみつ金時】
今日は福井県あわら市に来ました。
日本海に面した丘陵地で、赤土と山砂が混じり合うしっとりとした土壌で作られるさつまいも「とみつ金時」のおいしさの現場を訪ねました。
潮風によってミネラル分を含んだ土壌が、味わい深いさつまいもを育てます。
赤土を含んでいるので、保水性もあり、水分量も豊富。その水分が「キュアリング貯蔵」の際にでんぷんの糖化を促し、甘みがグンと増します。
このおいしさの秘密「キュアリング貯蔵」。
採りたてのさつまいもを気温35度、湿度95%以上の貯蔵庫に約90時間置き、その事で実と皮の間にコルク層と呼ばれる薄皮の膜ができて、旨味や水分を封じ込めます。
その後、一気に12度まで下げて湿度85%で保存する事により、コルク層に守られて最適な水分と旨味を含んだ状態で、出荷。富津地区から名付けた「とみつ金時」。
若手後継者の皆さんで協力しながら次の世代へ繋ぐ取り組み、作られるさつまいも。
ひとつひとつ丁寧に皆さんのもとに届けられます!