十勝ワインさま(北海道・池田町)
池田町を一望する丘の上に立つ醸造所、通称ワイン城。展望レストラン、ワインショップも併設。

北海道池田町の十勝ワインは2013年に50周年をむかえた自治体がつくるワイン。ワインラベルのデザインを担当しています。

十勝ワインの歴史は特徴は北海道東部というブドウが育たない寒冷地においてワインをつくる以前にブドウの品種をつくりだすことが必要であったということ。

その血のにじむような成果がこの池田町独自のブドウ品種、「清見(きよみ)」「山幸(やまさち)」たちです。山幸は2020年に国際ブドウ・ワイン機構(OIV)に、日本固有品種で3例目に品種登録されました。

その誇りをラベルにも表現したいと考え品格のある日本語の書体を使用。ワインラベルとしてはクラシックでベーシックなデザインをですが、自治体がつくるワインということでデザインしすぎない、奇をてらわないものにしています。

十勝ワインを代表する「清見」「山幸」
シャトー十勝は十勝ワインの最高峰。
アムレンシスは同名の葡萄が良作の年だけ醸造される幻のワイン

「Bloom(ブルーム)」は瓶内二次発酵というシャンパンと同じ本格的製法によるスパークリングワイン。ほかのラインとはまた違った重厚で高級感のあるデザインにしています。

とかち野はカジュアルにのめるワインなのでラベルもカラフルで楽しく。
自治体ワイナリーである十勝ワインには町民用の特別ワインがあります。
シェリー酒「シルフィー」やブランデー仕込みの梅酒、スイートワインなどもつくられています。シリーズでラベルをデザイン。
最高級ブランデー、ブレンドオブトカチ。重厚なボックスをデザインしました。
50周年を記念していリリースされた特別ブランデーのデザイン。

●十勝ワインHP