中安果樹園さま(神奈川県・川崎市)

中安果樹園さまの畑は神奈川県川崎市、JR南武線中野島駅の改札の目の前にあります。
現在4代目となる園主、田村英喜さんが「幸水」「秋月」「新高」の3種類の梨を栽培されています。
ファームステッドでは、中安果樹園さまの農場デザインブランディングプロジェクトを行い、ブランドコンセプトの設定、シンボルマーク、オリジナルユニフォーム、梨の箱などパッケージ、農場を説明するしおりなどを制作しました。
クリエイティブディレクション:長岡淳一(farmstead)
アートディレクション:阿部岳(farmstead)
デザイン:阿部岳・渡邊美代子(farmstead)

この地で梨栽培が始まったのは、江戸時代初期ともいわれ明治、大正、昭和と関東の一大生産地となりました。
100年以上前から梨の栽培を行っている中安果樹園さまの名前の由来は、梨の栽培を始めた園主の名が「安五郎」だったことから「中野島の安五郎」で「中安果樹園」という屋号を伝えています。



地面に植えず、盛り土式にすることで、根に対して土を制限する事で、上質な梨を生産するという、独立的な栽培方法を実践していることから、「異彩性」をブランドコンセプトに設定しました。

新鮮でみずみずしく、中安果樹園さまの全般的なイメージとして、若々しくフレッシュなイメージのグリーンに設定しました。3本のラインで構成される梨を型どったフォルムとして、そこから飛び出そうとする葉の形が、常にチャレンジする異彩性を表現しています。
オリジナルユニフォームも制作しました。

