【日本のお正月を彩る縁起物、松と千両】

今日は茨城県神栖市へ。

神栖市波崎、という場所は、日本一の松と千両の産地で、日本全国のお正月を陰で支えています。

松と千両は、お正月に無くてはならない縁起物、という事で、千両は千両箱や商売繁盛に通じ、赤い実は富と繁栄を表します。

松は、悪い鬼や邪気を追い払うとされていて、花言葉は不老長寿・永遠の若さ・勇敢などと言われます。

松の栽培は収穫出来るまで最低4年!

もっとかかるものもあります。

圃場に行くと、松の国宝とも言える、野中菊さんがいらっしゃって、ご挨拶を。

菊さんが独特の形に仕立てる「お菊の松」は、海外からもオーダーが来るほどの人気だそうです。

砂地である波崎の地でこそ出来る松や千両。

枝の太さや葉の色、密度を1本ずつ熟練した職人が見極める、丹精込められて作る松と千両。

今こんな時代だからこそ、新年への願いを込めて日本古来のお正月を迎えてみたくなりました!