北海道の水産会社、池下産業株式会社が中心となってパートナー企業3社と取り組み、水産資源の持続可能な未来を目指す活動「北海道マイワシ漁業改善プロジェクト」が受賞。
その活動の一環となるプレミアム冷凍ブランド「RevoFish」のシンボルマークや加工品のパッケージなどをデザインしました。
グッドデザイン賞の受賞は僕個人としては6回目、ファームステッドとしては(共同プロジェクト時代もふくめ)5回目となります。
ほとんどが地域の活動や農林水産業、一次産業関係のデザイン。
2024年 北海道マイワシ漁業改善プロジェクト(北海道)
2016年 フルーツのいとう園(福島県)
2014年 発酵ミルク肥料・ミルキーパワー(北海道)
2013年 邑南町おみやげスイーツプロジェクト(島根県)
2012年 とかちデザインファームプロジェクト(北海道)
2008年 プレミアムプリン、スイーツマジック(愛知県)
なぜグッドデザイン賞に応募しているのか?
グッドデザイン賞に賛否があるのは知っています。
グッドデザイン賞は「賞」と言う名前はついてるけれども、1等賞を決める賞じゃないと思っています。(BEST100や大賞もありますが)
これはデザインを有効な使い方をしているものに与えられる「認証ブランド」。
2024年は5773件出品されて1579件が「受賞」しています。
賞としては多すぎるが、一定の基準を満たしたという「認証」なら理解できます。
グッドデザイン賞のいいところは、普通のデザイン賞はデザイナーだけが受賞するものですが、グッドデザイン賞はデザインを使っているクライアントも受賞者になること。
というかクライアントが受賞主体者になれること。
クライアントとデザイナーが一緒に認められるのがいい。賞をうけることで大企業じゃない小さな地域の取り組みに光をあてることができる。
受賞するとお金を払わなきゃいけないけれども、その分世の中に認知されているのではないでしょうか。
デザイン賞の中で普通の人でも知っているのは、多分グッドデザイン賞だけでしょう。
デザインをすることで、デザインを使うことで、よりよい世界にまた一歩進んでいく。
それをサポートするしくみとしては悪くないのではと思います。
これからも挑戦していきます!